週刊少年ジャンプ
ジャンプ打ち切りマラソンレースの第一集団を牽引する「WaqWaq」「ゲドー」ともども、終わりそうなのに終わらない雰囲気を醸し出しているのはいったいなぜなんだろう。対する「武装錬金」が終わりそうではないのに今すぐにでもロケットで突き抜けそうなのはなぜなんだろう。世の中には不思議なことがいっぱいありますね。だから人生は面白い。
武装錬金
「バトルパートつまらねー」とかゆめゆめ仰ったりはしないようお願いします。和月先生は頑張っているではないですか。これほどの頑張りを見せている人間を、無下に扱ったりはとてもできませんバトルパートつまら っ！ 口が勝手に。いや、真面目な話をするとですね、別にバトルがつまらないわけじゃあないと思うんですよ「武装錬金」は。ちゃんとジャンプの水準以上のものは提供してる（ちっとダイナミクスに欠ける感はありますが）。ただ、パピヨンをはじめとする変態キャラのハチャメチャっぷりが突き抜けすぎてて、相対的にバトルをつまらなく感じてしまう、とそれだけのことだと僕は捉えています。パピヨンとバタフライの戦いとかはちゃんと面白かったしね。まあカズキとブラボーの戦いがそれほど興奮を誘わない、ってのはちょっとどうかと思いますけど。ここらでカズキが自身の闘争本能を抑えきれなくなってヴィクター化してくれるとスパイスが効いてくると思いますよ、和月先生。カズキが普通に戦っているのはどうも違和感があります。もっと弾けてくださいよ。
あと円山姐さんと変態忍者が生きてて良かった。今後、カズキや剛太が絶体絶命の危機に陥ったときは彼らが助けてくれるに違いありません。颯爽とあらわれ、颯爽と燃やされ、颯爽と死ぬ。これが僕らの生き方だから。
アイシールド21
どぉなっちゃうんだろ（岡村ちゃん口調）。無敵かと思われたセナの走りが破られちゃって、全てを達観してた酔っ払い先生まで驚いちゃってますよ。少年漫画的にはこういうピンチのときって、それまであまりスポットを当てられてなかったキャラが一念発起してチームを盛り上げるんでしょうけど、もうヒル魔の見せ場もあったしなあ。ほんとどぉなっちゃうんだろ。このまま敗退？ それともまもり姉ちゃんがチアガール姿になって足を振り上げ敵の集中力を削ぐ？ いやいや、まもり姉ちゃんが（中略）って（中略）る？ 手ぬるい、もっともっとまも（以下略）
銀魂
幾松キタワァー。相変わらず台詞回しが上手ですね。『神聖モテモテ王国』というギャグ漫画もとにかくネームでごり押しな感じでしたが、銀魂にも同じ匂いがしなくもなくもない。このままずっと続いてほしいなあ。下手に少年漫画的展開に走らないでいいから。長めのストーリーを組むのは苦手っぽいし、この作者。
デスノート
だから夜神親子にいろいろやらせろって言ってるでしょガモウ先生！ 「蒲生駅」の隣の駅が最寄な僕が言ってるんだから聞いてくださいよ！（身勝手）（原哲夫先生と森川ジョージ先生とガモウひろし先生は埼玉県越谷市の誇りです） 夜神父の暴走をもう一回見たい。最早「ミステリー」や「サスペンス」といった方面での期待はまったくしておりませんので、小畑さんの画力を最大限に活かしたギャグ漫画として突き抜けて欲しい。なんか僕はジャンプ漫画に「突き抜け」しか求めていないようですね。まあ当たらずも唐辛子。
ピューと吹く！ジャガー
ヤクルトスワロースｗｗｗ 「ワロス」とか書いたら引かれるのかしら。
