心のなかにミュージック

未だにボケーとしている。うわのそらだ。本を読もうとしても内容がうまく把握できなくて、どうしたものだろう、と思う。「『いいかげんにおしってんだよ、この西瓜野郎』」などと音読してみても物語にノメリこめず、よしこうなったら身振り手振り交えて演じつつ音読してやらア、そう決意するも身振り手振りなんてしたら字が読めません。インターなネットでインターなサイトを読もうとしても同じことで、どうやら文字を読むご気分ではございませんようでございまして、じゃあゲームやね、ゲームや、暇つぶしにはゲームや、と思ったらプレステ2先生がご機嫌87度、ディスクを読み込もうとしてくれません。
結局、部屋のなかでボケーとするしかない。
それもこれも先週に遊びすぎたせいなのでございましょうか。一週間を構成する七日のうちじつに七分の三の三日間、ライブなどに出かけ、そのライブがどれも僕のハート様を鷲掴みにするもんだから、まったく腑抜けになってしまったようです。あれほど楽しい一週間はそうそうあるもんじゃあございません。「邦楽四天王」と僕が勝手に規定しているバンドのうち三つを一週間で立て続けに見てしまったのですから。マイウェイマイラブにザゼンボーイズスクービードゥー。そこにモーサムトーンベンダーも加わってくれば四天王を制覇してしまっていたところです。とにかく満足しきっちゃっているわけですよ。今週の木曜にもライブがあって、それには四天王の上に君臨する「邦楽ゴッド」たるピロウズが出演するのですけれど、どうも、うまくテンションがあがってこないのでございます。困った。
そしてまた結局、部屋のなかでボケー。ボケーしても一人。