カウントダウンジャップ

今年の冬は暖かい、つまり今風にいうと暖冬(DANTOH!)(拓さん!)(ばい!)であったはずなのですが、我々の世界を構築する神様が「ちょっと日本列島の角度がムカツクから寒くしてやれ」と気まぐれを起こしてしまったようで、室内だというのに吐く息が写真に撮れるくらい鮮明な白さを保っており、室内だというのに指先が志村けん扮するババアのように小刻みな震えを示しており、室内だというのについ先ほど淹れたコーヒーが南極のペンギン用飲み物としては最適な温度に低下しており、つまり、ありていに言うと、寒い。しかし震えてばかりもいられない。無邪気に震えられる季節はもう終わったのです。僕はこれから、千葉県幕張に向かい、カウントダウンジャパンという名の板垣総理と死闘を繰り広げねばならんのです。果たして生きて帰ってこれるのか、それは誰にもわかりません。もちろん、日本列島の角度が気に入らない神様だってわからない。息絶えるまで僕は携帯電話を使ってこのスペースに遺言を書きなぐり続けます。主にテンションの高い遺言です。ていうかこれから一眠りすべきかどうか迷ってます。寝たら死ぬ。死んだら幕張に行けない。でも眠い。死ぬ。コーヒー冷たい。誰か僕を人肌的触れ合いで暖めてくれ。